LOMの未来構築室
担当副理事長 坪川 雅紀
所信
(公社)春日井青年会議所は先輩諸兄姉の弛まぬ努力により54年目を迎えます。戦後の経済復興、大震災やパンデミックといくつもの困難を乗り越えてきました。これもひとえに連綿と受け継がれる「明るい豊かな社会の実現」に向けて高い志を持った一人ひとりが、挑戦し続けることの重要性を感じているからであります。それはこの先5年、10年後も変わらず次世代へ引き継いでいかなければいけません。そのためにも時代の変化を柔軟に対応できるよう成長し続け、目の前の課題を解決することと誰かのために行動していくことで私たちが理想としている未来を築き上げていく必要があると考えます。
仲間づくり拡大委員会は、持続可能な団体を目指し多様な人財を入会に導いていく必要があります。その中でも特に女性や若い会員といったこれまでにない多様な考えや価値観を持った方が入会することにより社会課題を解決する新たなアイデアが生まれ、団体の発展となります。そのためにも、女性や若い世代が活躍しやすい組織を考え(公社)春日井青年会議所が多様性ある組織へ変革していくように推進していきます。また、青年会議所の仲間やその家族といった身近にいる大切な人のために何かできるかを考え行動し、感謝の気持ちを伝えることが大事です。そして、新たな人財を快く迎え入れ既存会員と共に切磋琢磨して行くことで成長の機会や仲間意識の醸成へとなり強固な繋がりが築かれます。この繋がりこそが人やまちを動かす強い力となり誰もが活躍できる組織になると確信します。 メディア戦略委員会は、春日井JCの存在と会員や事業を情報提供し多くの市民へ必要とされる団体であると認めてもらい共感を得られるようにしていく必要があります。 そのためにも、市民の方が見やすく、分かりやすく事業へ参画しやすくなる情報発信をしていく事を最優先に戦略的なPR方法を用いていきます。そして、各担当事業の委員会と連携し魅力的な伝え方をしていきます。また、市民が活躍できる場所を提供し地域の魅力を発見することで、まちの活性化と持続可能な社会へと繋げていきます。そうした活動が市民から認知され共感を得て(公社)春日井青年会議所の信頼感を高め関心を持った方が新たな人財になっていただけるように促していきます。
LOMの未来構築室では多種多様な価値観や考え方を持つ一人ひとりが能力を最大限に発揮していけるようにして参ります。そして、(公社)春日井青年会議所の明るい未来に向けて新たな挑戦の一年となります。理想を現実にできるかは私たち次第です。未来を自らの手で掴み取れるよう活動に邁進して参りますので一年間どうぞ宜しくお願い致します。
組織デザイン構築室
担当副理事長 森川 将成
所信
全国で408番目に設立された(公社)春日井青年会議所はスローガン「『感動』に挑戦! 新時代に築け!誰もが輝くまち春日井」の下、54年目を迎えます。そんな歴史ある(公社)春日井青年会議所にも、新たに多くの多種多様なLOMメンバーが賛同し組織の一員となりました。何かを成そうとする時、新しい一歩を踏み出す時、人は必ず想いを持って挑戦し、その挑戦からまた新しい物事が生まれます。今後も多くのLOMメンバーが活躍していくためには、受け継がれてきた組織のルールや想いをしっかりと継承し、時代に即した手法を取り入れながらも、新たな会員や歴の長い会員が気兼ねなく会話し互いのことを尊重していける、新たな組織としての在り方をデザインし確立していくことが重要だと考えます。
総務事務局では、会議体の根幹として受け継がれてきたルールや新たに導入してきた技術などをしっかりと継承し、公益性を含めた全ての事業がまちや人のため、そして組織やLOMメンバーのために堅実に議論できる場にしていきます。また、連綿と続く(公社)春日井青年会議所がこれからも果敢に挑戦し運動を展開していくために既存運営方法だけでなく、誰もが活躍することのできる組織体となるべく、組織の骨格たる総務事務局が前向きに挑戦し、会議体として必要なことを取り入れて、次代に繋がる運営をして参ります。
活気ある渉外活動支援委員会では、渉外事業には時代の最先端である情報や取り組みなど、魅力的で自身のために確実に機会が溢れていることをLOMメンバーに伝えて参ります。委員会が率先してその魅力的価値をLOMメンバーに伝えることで、その想いが各委員会に伝播し、渉外事業が多くのLOMメンバーに溢れ活気あるものになります。また、出向メンバーが出向先で活動できるように、その活躍をLOMメンバーに伝わる体制を確立して参ります。それにより、安心して活躍し何倍にも成長した体験をLOMメンバーにフィードバックしていただく機会を創出します。渉外事業や出向メンバーの体験を共有することで、LOMメンバー自身が新たな気付きや学びを得て今後活動していくことで組織自体の成長へと繋げて参ります。最後に私事ですが、本年度で卒業の年を迎えます。私自身が先輩諸兄から学んだこと、自身で体験することで得た経験を活かしLOMメンバーに伝えて参ります。最後の年に組織運営の核となる室の副理事長を担わせていただく機会をいただいた柴田理事長に感謝すると共に、1年間全力で支え、最後まで誠心誠意職務に取り組んで参ります。
心の豊かさ構築室
担当副理事長 野呂浩二
所信
1951年、「新しい日本の再建は我々青年の仕事である」という覚悟のもとJCが日本に誕生しました。その後、1969年にこの春日井の地に(公社)春日井青年会議所が設立され、今年で54年目を迎えます。
多くの先輩諸兄が高度経済成長期を支え、経済不況や自然災害にも前向きに立ち向かってこられた先輩のお陰で、私たちはこの社会の中で生活できております。
近年では、家に居ながらにして欲しいものを買うことができる、直接会わなくても画面を通して会話ができるなどデジタル化によって得られた便利な社会は、便利になるうえで無駄を省いています。しかし、その無駄の中には人間の本質として欠くことのできない部分があると考えます。
人間の本質として重要なのは、心が豊かであることだと捉え、それを育むためには、挑戦をする過程を人と共有することで得られる感動。相手を想い、行動し、尊重することで得られる感謝の気持ち。この二つを欠かすことなく取り組むことが必要です。
挑戦心育成委員会では、デジタル化が加速し、様々な情報を簡単に取得できることで、目標達成に向け挑戦する過程で得られる成功や失敗の体験が少なくなっている現代において、人とひとが挑戦する過程を共有することで得られる感動を伝えていきます。その体験は感動だけでなく、これからの人生において起こるであろう困難な状況においても、前向きに乗り越えることができる経験となるでしょう。我々の事業を通じて多くの人に挑戦する心を育んでいただくことで、感動を分かち合えることができ、困難な時も共に乗り越えることができる心が豊かな市民が増えると確信します。
人との繋がり構築委員会では、様々な人と繋がる機会を得た我々が、相手を想い、行動することのできる「こころ」を育み、お互いに尊重し合い支え合える繋がりの重要さを伝えていきます。同じ目標に向かい切磋琢磨する過程において、仲間と喜怒哀楽という感情を共有することで、新たな達成感を味わうことにより絆を深めていただきます。そして、市民と市民の新たな出会いを通じ、相手の気持ちに寄り添う共感力の大切さを感じていただきます。事業を通じて育まれた「こころ」は、相手への尊重から感謝の気持ちへと形を変えて市民全体に連鎖していくと確信します。
心の豊かさ構築室では、技術の進歩により便利になった生活の中で人間の本質として欠かすことのできないことを考え、伝えていきます。便利なものが駄目ということではなく、不易流行という言葉があるように「不易」時代を経ても変化しないもの、「流行」時代に沿って変化するものを考えます。そうすることで、市民の心が豊かになり、明るい豊かな社会の実現の一助となるよう、一年間活動して参ります。一年間どうぞよろしくお願い致します。
SDGs推進室
担当副理事長 郷司 光
所信
「明るい豊かな社会」の実現に向けて、英知と勇気と情熱を持って活動を続けて下さった先輩諸兄からの熱き想いの積み重ねを受け継ぎ(公社)春日井青年会議所は54年目を迎えることができました。しかしながら新型コロナウィルスの蔓延や、情報化社会による偏った思考等、このまちに住まう人々にとって明るいとは言えない世の中へと変化をしている中で、今一度、青年会議所運動が市民との架け橋となる活動を行っていくことが重要です。このような時代の流れの中で、SDGsという言葉を耳にする機会が増えてきた昨今、発展し続ける現代社会において本当の豊かさとは何なのかということを改めて考え直し、市民一人ひとりが地域の抱える課題を認識し、解決していく力を養うと共に、ありのままを受け入れる心を育み、健全な心と身体を持った人で溢れる持続可能なまちをつくることが必要です。
地域の未来創造委員会では、SDGsを推進することで市民一人ひとりにオーナーシップを備えていただき、長期的かつ包括的な視点で課題解決できる力を養っていただくために活動して参ります。そのために、地域の未来である子供達には多様性を受け入れ個々の価値観を尊重する大切さを感じていただける事業を展開して参ります。また、市民との架け橋となり、市民の方と共に地域の課題を認知し、その課題を自らの力で解決できる市民を増やしていくことで、持続可能な地域社会の実現ができると確信します。
自然心育成委員会では、自然と触れ合いありのままを受け入れる心を育成することで、豊かな人間性を養っていただくために活動して参ります。そのためには、自然と関わる機会を増やし、その中で自助と共助の大切さを学んでいただくと共に、広い視野と行動力を養っていただきます。また、困難に対しても仲間と力を合わせて積極的に楽しむ姿勢を学んでいただきます。自然の中で味わえる楽しさやありのままを受け入れる心を育むことで、思いやりがあり、広い視野と行動力を持つ、様々な変化や困難を周りの人と共に楽しむ、豊かな人間性を持った人で溢れるまちに繋がると確信します。
SDGs推進室では、豊かな人間性を持った人で溢れる持続可能な住み続けたい魅力あるまちをつくるために一丸となって活動して参ります。明るい未来へと繋げていくためにも、まずは身近な課題を解決し、豊かな心を持った人で溢れる心地良いまちづくりをして参ります。一年間どうぞよろしくお願い致します。
専務理事
木野瀬 翔伍
所信
新型コロナウィルスの蔓延に伴い2020年から昨年までの2年間は、まさに激動の時代となり、生活様式やビジネスの在り方、そして青年会議所の活動も大きく様変わりしました。対面での人と人との繋がりを構築しづらい時代となった反面、その重要性を再認識できたと共に、社会情勢の変化に備えて計画し、あらゆる事態に対する対応力が身に付いたことと思います。2022年もあらゆる変化に備えて、春日井青年会議所の在り方を変革し続けていく必要があると考えます。
専務理事として、多様性溢れる人財が活躍できるような運動を展開していくための基盤づくりをしていきます。春日井青年会議所のメンバーは、経営者や経営者に準ずる人だけでなく、女性やサラリーマンなどのメンバーが増え、構成が徐々に変化していきています。そういったメンバーも活躍できる場にするためには、会議運営や事業構築に至るまでの過程、また事業手法など従来とは異なる価値観を受け入れながら、新しいやり方をメンバーと共に構築していきます。また、そういった中でもなぜ青年会議所が運動を展開し、様々な事業を行っていくのかについては、先輩諸兄から受け継いだ考え方をしっかりと引き継いで、まちのため、またメンバー自身の成長に繋がることを感じていただかなければなりません。活動の意義を私自身が各委員会メンバーと関わりながら伝えると共に、自分たちがやってよかったと思える事業を構築できるよう、サポートしていきます。
結びとなりますが、青年会議所は自身の成長につながるあらゆる可能性を秘めています。そのためには、まちのため、人のために何ができるかを常に自問自答しながら、社会に目を向け続けなければなりません。そのために、青年会議所の運動と存在の意義を伝えることを私自身の責務として、1年間職責を全う致します。1年間よろしくお願い致します。
監事
井土 研男
挨拶
2017年に(公社)春日井青年会議所に入会して本年で6年目、この度、監事という大役をお預かりすることになり身が引き締まる思いです。思えば入会当初は修練を積むことは二の次三の次。ただ単に多くの仲間が出来て「楽しむためにJCをやる」だけのメンバーでした。そこから短くても長い過去5年間で様々な経験をさせていただきました。辛く苦しい時期もありましたが、振り返ってみると自己の成長を僅かばかりではありますが実感する次第であります。また、事業や例会にご参加いただいた市民の皆様の「ありがとう」の言葉が、社業やプライベートにおいても励みになっております。
転機があったのは2018年でした。鹿児島県は知覧特攻平和会館へ行く機会があり、そこにおいて戦争の悲惨さを目の当たりにしました。平和な国に平和な時代に生まれた自分は生まれながらにして幸せであることに気づかされました。感謝の気持ちが生ずると同時に、今の世の中の発展に寄与してきた青年会議所のメンバーであることに誇りを持ちました。
誰かの幸せを願い活動する場所が自分にはある、それを活かすべきだ。強くそう思いました。
本年においても、先輩諸兄から連綿と受け継がれてきたバトンをしっかりと受け継ぎ、まちのために、そこに住まう人のために活動を続けていかなければなりません。その過程において一人でも多くのメンバーが経験を積み、自己成長を遂げるために、青年会議所は何のためにあるのか、誰が為の組織なのか、私なりの答えをもって本年は職務に邁進する所存でございます。
また、理事会においては目的に沿って議論がなされているか、予算の執行は適正であるか、法令は順守されているかを厳正に監査していくことが、明るい豊かな社会の実現に向けた、適切な運動発信につながると考えます。若輩者ではありますが、微力ながらその一助となれるようにしっかりと取り組んで参ります。
最後に、本年の干支は壬寅(みずのえとら)にあたります。壬には「陽気を下に宿す」、寅には「春の草木が生ずる」という意味を持つことから、「厳しい冬を越えて芽吹き始め、新しい成長の礎となる」年になりやすいと言われております。一刻も早く新型コロナウイルスが終息を迎え、またかつての活気ある運動発信ができることを願うばかりです。
監事
松原 悠太
挨拶
2016年、同業の先輩のご紹介もあり、私は(公社)春日井青年会議所の門を叩きました。初めて配属されたのは『JC青年の船 とうかい号』事務局でした。当然なにもできない私は、先輩方に言われるがまま、ただ写真を撮るためだけに各地会員会議所や上海へ現調に足を運びました。それまで話したこともない先輩方、いわゆる各ブロック会長役員の先輩方と同じ空間で懇親会に参加させていただける貴重な体験をしました。委員会メンバーの皆様との一年間はとても濃密で、私の出向のきっかけとなっています。
(公社)春日井青年会議所のスケールと、共に出向したメンバーの皆様とのご縁もあり、私は数多くの出向をさせていただきました。快く送り出してくださった皆様に深く感謝すると共に、今までの経験と出向で得た学びと魅力をメンバーの皆様に伝播させることが、出向歴を重ねた私にしかできないことと感じています。
創設時より青年会議所運動を培ってきた先輩諸兄の『明るい豊かな社会』の実現への想いをしっかり引継ぎ、英知と勇気と情熱の三本柱を後世へ継承していかなくてはなりません。そして、組織の存続と発展にはメンバーの成長が必要不可欠です。メンバーそれぞれが心豊かに誰もが輝く存在となり、青年会議所の可能性を最大限に発揮し自己成長していただけるよう精査し、厳正な監査を行い、(公社)春日井青年会議所の存続と発展の一助となるよう努めて参ります。
最後となりますが、本年は、青年会議所活動の最終年度となります。この最終年度に監事という大役を仰せつかることとなり、身の引き締まる思いであります。
これまで培ってきた経験や学びを後世にしっかりと引き継ぐという決意のもと、『責任』と『覚悟』をもって柴田理事長をお支えし、精一杯職務を全うさせていただきますので、何卒、一年間宜しくお願い申し上げます。